情報の価格が安くなり、情報の伝わるスピードが速くなる時代
インターネットの発達によって、情報が伝わるスピードは速くなっています。最近になって、Youtubeでも、Facebookでもライブ配信が行われるようになって、誰でも無料でライブ配信が行えるようになっています。
個人が情報発信する時代
個人がスマートフォンを使って情報発信する時代には、多くの人が1次情報としてリアルタイムの情報を伝えていくので、情報が高速で伝わっていきます。例えば、大雨が降っている地域の情報を報道カメラが撮影するのはその場にいないと難しいですが、現地の住民がスマートフォンで撮影したものをテレビ局が報じたりしています。
個人がスマートフォンを使って情報を発信するようになると、情報が大量に出されるようになってきました。インスタグラムでは、毎日のように美しいモデルが写真を大量にアップロードしていますし、写真家もインスタグラムを使って写真を発信しています。個人が情報をダイレクトに多くの人に伝える時代になっています。
自由化される情報素材
個人が発信した情報というのは、誰でも自由に使えるようになってきています。例えば、ユーチューブであったり、ツィッターなどは、それを自由に引用する事ができるようになっています。情報素材が自由化されていくようになると、個人が発信する情報が従来のマスメディアの力をどんどん奪うようになってきています。
1日遅れの新聞離れが起こっていて、アメリカでは新聞社が発行部数を大幅に減らして、社員をリストラする動きが加速しています。日本においても、若者を中心として新聞を読まない人が急増しており、スマートフォンで情報取得する動きが加速しています。日本の新聞社は、世界でも発行部数が多いですが、今後はインターネットのメディアに置き換わっていく事でしょう。
ファッションのあり方が変化
ファッションの雑誌を見る若者が減少して、ファッションをインスタグラムなどのインフルーエンサ―から仕入れたりするようになっています。テレビ、雑誌などが中心だったファッションのあり方は、インターネットを用いたスマートフォン中心のものになってきています。フォロワーを数多く持っていて、発信力が高いインフルーエンサ―がファッションの牽引役になってきています。
世界的なブランドも、この流れを無視できないような状況になってきています。世界的なブランドがファッションショーのビデオを配信しても100万再生ほどしかありませんが、インフルーエンサ―は、毎日100万再生を叩き出す力を持っているからです。