お金に困っているのにテレビばかり見ている人たちは、ますます貧困化する
お金に困っているのであれば、自宅にテレビを置いていないのは当たり前と思いきや、多くの貧困者と言われる低所得者の人たちは、自宅にテレビを置いています。確かにお金がかかる娯楽が楽しめないので、テレビを娯楽として楽しみたくなるという気持ちは分かるのですが、テレビを見ていたのでは、ますます貧困化してしまいます。
テレビの受信料が高い
日本では、テレビを設置してNHKを受信するにあたっては、受信料の支払い義務があります。私はテレビを全く見ないのでテレビ事態を設置しておらず、受信料を支払っていましせんが、もし家庭にテレビを設置したら受信料は支払わなくてはいけない法律になっています。2ヶ月払い・衛星放送なしで2,520 円、2ヶ月払い・衛星放送ありで4,460 円の支払い義務が生じます。低所得世帯にとっては、これは大きな金額です。
低所得者世帯の多くは、アルバイト、派遣労働者などの時給制の賃金ですが、1時間分の賃金をNHKに支払っているという事になってしまいます。年間にすると衛星放送なし・13,990円で、衛星放送ありが24,770円となっています。25000円となると、地方の1ヶ月の家賃に相当する金額がテレビの受信料としてかかってくる事になり、本当に恐ろしい金額である事が分かります。
高所得者はテレビを見ない
高所得者になればなるほど、テレビを視聴する時間が限られているとされています。仕事に忙しくてテレビを見る時間がないという事もありますが、それ以上にテレビの内容に興味がない人が多いのです。基本的にテレビの内容というのは、誰でも分かるように作られていて、高所得者になればなるほど、テレビの情報がくだらないものに見えてしまうのです。
『誰にでも分かりやすく』作られているテレビ番組ですが、その対象年齢というのは、50代・高卒・主婦ぐらいを想定して作られていると言われていて、特に高学歴であったり、高所得者層向けには作られていません。この為にテレビを見れば見るほど、50代・高卒・主婦の考え方にどんどん近づいていくというのは、それ自体は的を得ていると言わざる得ないのです。
貧困層の子供が貧困層になる
アメリカで貧困家庭の良心が『勉強をしなさい』と子供に言いながら、自分たちがお菓子を食べながらテレビを見て、豚のように太っているという事が良く見られます。
テレビを見る親の家で子育てをされたら、テレビという汚染物をどんどんシャワーとして毎日のように浴びせられて、子供も貧困層になっていきます。子供の力でテレビを見ないで勉強を熱心に取り組めるのは、子供が外で受けた刺激が相当に大きい場合のみでしょう。
お金をむしり取られる構図
NHKの受信料は、簡単に言ってしまえば国営放送の受信料であり、半ば強制的に徴収されるものなので『税金と同じ』と考える事もできます。黙っていたら、自分の財布のお金はどんどんむしり取られていくのです。NHK受信料は、テレビを設置しなければ納入しなくて良いという事は、法律の解釈として定着しています。テレビを設置しない事で受信料を支払わなくて良いのであれば、テレビを設置しない事が一番です。