2018年に株価大暴落の可能性!株価を釣り上げても実体経済がついていけない

2008年9月のリーマンショックで低迷していた株価ですが、2013年からアベノミクスで日銀がETFを買いに入った事から、株価が大きく上昇して2017年まで5年ほど株価が上昇傾向にありました。
株価が上昇しても、日本の会社の収益性が高まったり、庶民の暮らしに恩恵があった訳ではないので、単なる富裕層の優遇になってしまいました。既に株価が高値水準にあり、高値でこれ以上の買い手がいないので、暴落が迫ってきていると考えています。
「アベノミクス」によって、株価は2倍に上がり、円安差益や大企業減税で、富裕層や大企業は巨額の利益をあげましたが、賃金は上がらず、消費税増税と社会保障改悪の連続による負担増で、国民のくらしは痛めつけられ、格差と貧困はますます拡大しました。
— 桜井三郎 (@sakurai_saburo) 2018年3月3日
実態経済がついていけない
企業の株価が高くなってくると、株主がさらなる株価上昇を期待して、企業に収益を求めるようになってきます。企業としては、無理にでも業績を上げないといけないので、広告などを増やして企業業績を向上させようとするようになってきます。アメリカ人の庶民が莫大な借金をして買いものをする事にも限界が出始めています。
グローバル化によって国内の工場で労働していた労働者階級の賃金が大幅下落する中で物価が上昇して、消費力がないのでクレジットカードで借金しながら生活する有様で、まさに『奴隷階級に転落した』と言えるでしょう。
なるほど。日銀もFRBもCPIばかり見てたから資産バブルを形成さたか。前の日本バブルも資産上昇に対してCPIが上がらなかったので引き締め遅れたそうです。全くなんにも学んでないじゃないか!日銀もFRBも!CPIが低いまま株バブル行き過ぎ。慌てた市場が米国債金利暴騰を招いたということかな。
— 黒魔道士見習いLv0 (@bigfatmoney8) 2018年3月4日
金融危機に対処できない
日本銀行は、リーマンショックの後に金融緩和を続けたので、日銀のバランスシートが500兆円まで拡大しました。日銀が買い手となって国債が発行される事が常態化して金利が低く保たれていますが、日銀がバランスシートを拡大する事に不安の声があり、出口戦略が求められています。
FRBが金利を引き上げて、金融緩和をやめる出口戦略を探る一方で、日銀が出口戦略が見えない状況にあります。国債の金利が急に上がる危険性を秘めています。
次に世界景気がリセッションに入ったら日本はもう打つ手ない。たぶん、激しい円高と株安に見舞われて、破綻的状況になってから激しい円安になる・・・のではないかと思う。穏やかなインフレ&円安とかにはならないと思う。金融政策や財政関係の本を読んで考えるほど、そんなイメージしか湧かない。
— koizumi (@koizumi_hideki) 2018年3月5日
日本国内の貧困問題
日本国内においても、普通に働いても豊かになれない状況になり、派遣社員の低収入により格差が拡大しています。
生活保護申請のために福祉事務所へ何人も付き添ってきたけれど、ほぼ全ての相談者が口にするのは「まさか自分が生活保護になるなんて」ということ。賃金や年金が下がるなか、税や保険料は上がっている。貯蓄ゼロ世帯も増加。他人事として生活保護を語れる時代は終わったと思う。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2018年3月1日
アメリカの覇権が限界
世界をアメリカ経済が牽引してきた時代は、終わろうとしています。人口が13億人の中国が急速に経済成長しており、アメリカ、中国、EUなどの多極化時代を迎えようとしています。旧ソ連が崩壊したようにアメリカ帝国も崩壊しようとしているのです。
結局のところは、庶民の生活が豊かになっていない(アメリカは貧困そうだらけ)国というのは、経済成長できない事は、歴史が証明しています。
逆張り商品の人気が衰えたのは、個人投資家が総楽観モードとなり、更なる相場高を予想していたからです。このポイントで相場も天井になりました。総楽観は売り、総悲観は買い。正にその通りです。
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) 2018年3月4日