中国人は、どうして自分の財布に無理をしてでも奢るのか?そこにある『縁』の考え方

中国人は、日本人のように割り勘をせずに、自分の財布にお金がギリギリの時でも何とか奢ろうとします。その理由は、中国人の方々と長く付き合っていると知る事ができます。
相手の印象に強く残る
お金の貸し借りというのは、相手の印象に強く残ります。大事な人達にお金を使って貰ったら、それを『どうしても返したい』という衝動に駆られるのが普通だからです。中国では、個人間の繋がりが非常に強いので、相手に印象づけておく事は、将来を必ず良いものに繋がっていけると信じていて、実際にそれは有効に機能します。
中国の国土は、日本の比ではない大きさであり、再会するのは難しいとされながらも、それでも客人をもてなしたりして友人・客人との『ご縁』を本当に大切にします。
中国の目的と個人主義
中国においては、目的を達成するために『仲間とされる個人間の協力』が大切になると思っています。利害が一致すれば協力するし、利害が一致しなければ協力しないという非常に合理的で分かりやすいものになっています。日本人のように『組織の為に動く』とか『会社のために動く』というような非合理な教育は成されていません。
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