商業施設の大規模化とアルバイト奴隷制度

田舎のアルバイト奴隷
この20年~30年で田舎で何が起こったでしょうか?どの地方でも起こっている問題は、中心商店街が廃れてしまって、イオンなどの郊外店が賑わっている様子です。イオンなどが悪者にされることがありますが、イオンなどは「町の需要に応じて出店」したものであり、市民はむしろ出店を歓迎している地域が多いので、それ自体が悪者にされるべきではありません。
大資本と低賃金の奴隷
イオンなどの大資本は、郊外に大型店舗を構えて、そのテンポの中には、ブランドが知れていて、知名度も高い店舗がずらりと並んでいます。飲食店もまとめて入居してあるので、飲食店に困ることもありません。食べたり、ショッピングを楽しんだ後は、併設された映画館などに行ったりして遊ぶこともできます。
どうすればいいのか?
イオンのビジネスに乗るためにどうすればいいか?と言えば、先ずはイオンの株を買う事です。イオン株は、個人の株主優待を背景に上昇を続けて、今では2700円になっています。庶民が全く手が届かないかと言えば、そんなことはありません。100株単位で27万円もする株式ですが、積立のように少しずつ買っていけば、到達できる金額です。イオンの株主になれば、イオンカードを手に入れることができて、イオンラウンジを使う事ができるようになります。
特にイオンが近くにある人は、イオンラウンジを利用できることは、「喫茶店に行く必要がない」ということで、大きなメリットになります。
北海道・猿払村の現実
北海道・猿払村は、なんと平均年収が日本で全国4位という「日本一豊かな村」として知られています。その源泉となっているのは、高級ホタテであり、「高級ホタテ」として海外に輸出が大成功して莫大な富を生み出しています。そのホタテの権利を保有しているのが、村の漁協250人です。まさに「大成功している村」なのですが、、、、問題は「働き手がいないこと」だそうです。
高級ホタテを加工・出荷して売ればいくらでも売れますが、その加工する人材がいないということで、中国人実習生を採用したりしているということです。資本家と労働者(奴隷)をここに見る事が出来ます。村の年収を押し上げる250人の労協関係者と、最低賃金786円で働く低賃金労働者の格差社会がそこに出ているわけです。