アルバイト

労働者が再び奴隷化していく現代!日本に低賃金で働く『奴隷』が不足して悩む企業が続出している現実

  • 21 September 2017
  • のぶやん

アメリカでは、既に労働者の地位が低下して、1862年の奴隷解放宣言の前にジワジワと戻ろうとしています。かつての奴隷と言えば、アフリカから連れて来られた人が綿花畑で働くものでしたが、今では企業のホワイトカラーがジワジワと奴隷階級に転落しています。

世界中の1%が団結する事によって、先進国の労働者階級が奴隷階級に転落する為の法整備が進められて、今では日本で年収200万円以下の奴隷階級に属する人たち(労働者、派遣労働者)が当たり前になりました。資産をほとんど保有せず、その日暮らしになっています。この日本で200万円以下で非正規雇用で暮らせというのは、まさに『現代の奴隷』と言うしかありません。

労働者になる為の高学歴

小さなころから『奴隷にならない為には、学歴が必要』というのが教育の基本です。私たちは、奴隷ではなくて、立派な労働者になりましょうと言われてきました。確かに真面目に勉強をして、それなりの大学に入れば、奴隷水準ではなくて『大企業の正社員』という奴隷ではない労働者の階級をゲットする事ができます。しかし、労働者の多くは、グローバル化とIT化の中で、次々と『奴隷階級』に転落しようとしています。

教育のレベルが低かったり、或いは知的レベルが低い人は、簡単に奴隷になってしまう世の中になりました。かつての奴隷というのは、世界中に分散しており、先進国の豊かさをささえていました。グローバル化が進んだ今日において、先進国の内部に奴隷が沢山出てくるような状況になってきました。多くの日本人は、その状況を理解しながらも、教育の内容などにおいてその状況に対応できずにいます。


派遣社員・アルバイトという奴隷

派遣社員・アルバイトが奴隷というのは、時給制で時間を売り渡して稼いでいるからです。奴隷たちの特徴としては、自分たちを奴隷だと思いたくないという事です。奴隷階級の特徴としては、時間的な事由が大幅に制限されているにも関わらず、それから抜け出す方法を全く見いだせずに奴隷労働を続ける人がほとんどです。

労働者は奴隷に転落したら大変だという恐怖の中で、奴隷に転落しないように労働者階級にしがみつく事に必死になっています。今の社会では、労働者としての地位が完全に守られている訳ではなく、少し踏み外すとすぐに奴隷階級に転落して、年収200万円を割り込むことがあるからです。



奴隷身分は考えなくていい

現代の奴隷身分というのは、基本的に思考を要求される仕事を任される事はありません。ここがポイントで、作られたプラットフォームの上で、ロボットのように考えない仕事をすればいいのです。言いかえれば誰でも出来る仕事であり、スーパーの店員やコンビニの店員のような仕事ではなくて、最近ではプラットフォーム側が発達して、様々なホワイトカラーの仕事も奴隷身分が低コストで行うものになってきました。

自分が仕事に行って全く考える事をせずに言われる事をやるだけなので、それほど技能が発展する事もあります。基本的に同じ作業の繰り返しで、1週間もあれば誰でも出来る仕事を行っています。1週間もあれば誰でも出来る技能では、将来的にも身分が変化する仕事を与えられる事はなくて、自分で相当に努力を重ねていかない限りは、技能レベルも上がらずに奴隷身分が固定される事になります。

日本における奴隷不足

日本では、失業率が下がって奴隷として働く人材が不足しています。奴隷の身分というのは、ローマ市民を支える為に非常に重要になるので、奴隷が働かなくなると日本におけるローマ市民である高齢者が食べていけなくなってしまいます。高齢者が豊かな暮らしを享受していく為には、奴隷の断続的な供給と奴隷が働き続ける必要があります。日本では、若者奴隷が極度に不足している状況になっているので、東南アジア・中国などから奴隷を受け入れ始めています。

日本では、奴隷不足であるにも関わらず、奴隷の賃金は上昇していきません。その理由としては、一度上げた奴隷の賃金を下げる事は難しいので、奴隷の賃金を安く抑え込んだままで、効率化を進めたり、海外から奴隷の供給を増やして行く事を目指しているからです。

日本における奴隷の生活

かつての奴隷と違って、現代の奴隷というのは、奴隷を辞める権利を有しています。日本の奴隷の場合には、中国などの奴隷に比べて賃金推移準はまだ高いので、食事を我慢してお金が少しだけ貯まったら、奴隷をやめて海外旅行に行く事も可能です。このような理由から日本における奴隷の生活というのは、発展途上国よりも良い生活であるという事もできます。しかし、実際には手元に残るお金はほとんどなく、非常に厳しい生活を過ごす奴隷が多い事は間違いありません。

正社員や契約社員として、一時的に年収1000万円を稼ぎだしても、『年収が激減』した時に極度に生活が苦しくなってしまいます。そこで多くの人は、貯蓄したりしますが、貯蓄があったとしても、失業期間を伸ばせるぐらいの効果しかありません。結局は、労働しないと生きていけない状況になってしまうのです。

高学歴で奴隷になる現状

高学歴だからと言って、奴隷にならない世の中ではありません。大学が法人化されて以降、非正規雇用が増大している事が話題(link is external)になるようになりました。東京大学、東北大学などの国立大学でも、非正規雇用で講師で雇われたとしても、大学の講義でようやく食べていく不安定な状態になっています。最近では、非正規雇用の大学講師がリストラに合う例も沢山あります。

東京大学における非正規雇用のパート教職員の数は、1つの国立大学に2004年の法人化前に1000人ほどでしたが、それが2017年に5000人にまで増加しているというのだから驚きです。そして、更に教職員の数を減らしていくので、これらの非正規雇用のパート社員は『雇止め』になっていく可能性があります。

どうして大学がこのように悲惨な状況になっているかと言えば、大学が生み出せる価値が小さくなって、大学にお金を使うという市民の理解が得られなくなってきたからであると考えられます。簡単に言ってしまえば、今までは『大学のつまらない講義』にお金を支払う人もいたけど、ビデオ学習も可能になった最近になって、そんなつまらない講義にカネを払う人はいなくなってきたという事でしょう。

現状の給料維持すら大変

奴隷たちが給料をあげるどころか、奴隷が現状の給料水準を維持する事すら難しくなっています。その理由は、日本に海外から労働者が流入してくる事によって、低所得者の賃金が上がらないようになっているからです。低所得者であったとしても、先進国の日本で働きたいという人は沢山いるので、現在の生活水準を保つことすら大変です。

奴隷たちの中には、高等教育とされる大学を卒業している人も多いのですが、大学を卒業してもお金に対する訓練を受けていないので、自分でお金を稼ぐ事ができません。自分でお金を稼ぐ事ができないと、どこに行っても他人のプラットフォーム上で稼ぐ低所得者の奴隷になってしまいます。

収益性資産があるか否か

年収200万円であったとしても、不動産から200万円の収入を上げるのと、奴隷労働者として200万円の収入をあげるのでは、全く違ったものになります。不動産などの収益性資産を保有していれば、あまり労働を行わなくても200万円の収入が得られて、その時間に別の事をして資産を増やして行く事もできます。自由な時間を持てるというのは、人生においてお金以上に非常に貴重な事です。他に収入源がある人は、時給1000円の牛丼屋でアルバイトしません。また、いざとなったら資産を売却する事もできる強みがあります。ただ、今の時代に結婚して子供の分まで収益を得る資産を持つという事は、簡単ではありません。

自宅のように『収益をあげない資産』を保有しても、毎月の収入が入ってくる訳でもないので、資産を維持する為に働き続けなければいけません。また、借金などがあったら自宅を売却する事もできないので更に大変な事になります。年収200万円とか、年収1000万円と言っても、収益から得られる所得と、労働から得られる所得では全く違います。収益から得られる定期的な収入を考える事が奴隷の脱却に必要になります。

収益性資産構築の難しさ

資本主義で多くの人が学習にお金を費やして高度に発達した経済状況においては、収益性がある資産を構築するのは、簡単な事ではなくなっています。日本が少子高齢化で人口減少する中において、日本の不動産の収益物件というのは、都心部などに限定されるようになっていて、地方に不動産を保有しても収益物件ではなくなっているからです。収益性がある資産を構築するには、自分でビジネスを始めるしかありません。経済成長のない日本において、ベンチャー企業を開始するというのは、並大抵の事ではありません。

吉野家のビジネスモデルを考えてみれば分かるのですが、はっきり言って誰も得しない経済で回っているような状況になっています。お店のアルバイトは、凄まじい忙しさで時給1000円しか貰えないで貧しい生活してます。それでお店が儲かっているかと言えば競争が激しくて利益なんてほとんど出ていない状況です。安くエネルギーを得たい人が牛丼屋に行くので、お客もそれほど満足していると思えません。

奴隷の考え方が世襲する

このように奴隷の階層が固定化していくと、江戸時代の身分制度のようになっていきます。先ず、教育をまともに受けてないような階層というのは、子供にとっても挽回のチャンスがありません。日本の若者で『若くしてベンチャー企業で華やかな上場』というのは、ごく僅かな限られた人であり、若くて金持ちの多くの人は、親から受け継いだ資産になっています。

親の教育というのは非常に重要で、特にお金の教育というものが特に重要になってきます。労働者の息子は、考え方が労働者のように育てられて、お金についての勉強をする機会がなくなってしまいます。また、各階層ごとに考え方が異なるようになっていくので、結婚する相手なども階層ごとに固定化していく事になります。

日本が15%の平民と85%の奴隷になる!グローバル化の中で広がる格差社会の現実がヤバい!労働者が激安化

  • 6 September 2017
  • のぶやん

日本国内の富は、ほとんど変わっていないにも関わらず、多くの日本人が貧困に苦しんでいます。日本人の貧困は3000万人とも言われていて、既に日本人の『一億総中流』と言われる時代ではなくなりました。今後は、日本がグローバル競争に更に巻き込まれて、1億層貧困社会に陥る見通しです。

貧困にならないのは、親からの相続が多かったり、仕事に成功して収入が確保されていたり、会社の社長や役員などの幹部社員になって経営権を持っているという一部の人だけになって行く事になります。企業の社員というのは、奴隷身分のような形で使われる事になります。

グローバル企業の競争

グローバルに企業が競争する事によって、人件費が安い方に工場が流れていく仕組みになり、日本国内における工場は人件費を下げる圧力が働いています。その為に、企業がいくら儲かったからと言って、日本人の人件費をあげないという事になっています。企業側は、労働組合などを『これ以上、人件費が上がったら国外に工場を移転して雇用は失われる』と脅します。それによって、人件費が安く抑えられたままになっています。

ユニクロの柳井社長の『仕事に応じた報酬』という発言は、グローバル化を強く意識したもので、グローバル化の中において仕事内容に応じて報酬が決まるというものです。そうなってくると、中流意識のあった日本人の年収というのは、100万円以下でもおかしくない水準になり、それなりの生活しか過ごせなくなってしまいます。日本における巨大な格差に繋がっていく事になります。

正社員になれない派遣社員

正社員になれない派遣社員やアルバイトは、グローバル競争の中においては、完全に底辺に位置付けられてしまうという事です。今は、日本人の多くが正社員、派遣社員、アルバイトと雇用形態が分かれていて、正社員が優遇されているように見えますが、今後は仕事内容に応じて労働者として統一されていく見通しです。つまり、フルタイムかパートタイムという区別になって、正規、非正規という区分ではなくなってきます。

現在の正社員の賃金は、グローバル化の中でどんどん下げられる傾向にあります。例えば、誰も視聴していないテレビ局の社員で年収が1500万円という事は、あり得なくなっていく訳です。ユーチューバーのように100万人が視聴する動画を数万円のコストで制作したところに広告を出した方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良くなります。

日本国内で広がる格差

結婚できない人が急増しているのは、日本の雇用形態がおかしなことになっているからです。日本では、年功序列型で新卒が給与が安くて、20代、30代の結婚適齢期に非常に安い賃金で働かなくてはなりません。女性が最も若い20代に周囲の男は低収入の男だらけという状況になるので、結婚して子育てするのが異常に苦労する事になります。

更に日本では、正社員以外の雇用形態もあり、派遣社員、アルバイトなどであれば、年収が200万円を下回るのが普通になっています。年収が200万円を下回るようであれば、自分の生活するのも大変な状況で、デートに行くのも簡単ではなくなり、出会いも遠のいてしまいます。

日本人の労働力が激安化

日本企業の内部留保が蓄えられて、グローバル化した日本の大企業が利益を出していく中で、日本の労働者の賃金はどんどん下落しています。日本では、求人が沢山ありますが、どの求人も技術力が見に付かない賃金が安い求人ばかりで、その実態は悲惨なものが多いです。特に日本で求人が増えているのは、介護・医療の分野であり、医者・看護婦などの専門知識がなければ、介護職などは大変な状況になっています。

日本でも、グローバル化を意識した経営者が『同一労働・同一賃金』と言うようになってきていますが、特に年功序列で高くなった40代~50代の給料が削られる傾向にあり、管理職などが失業すると、新しい仕事で同じ収入を得る事が非常に厳しい状況になっています。

誰もお膳立てしてくれない

従来の日本企業のあり方は、新卒社員で入って、それから会社の内部で技術を身に付けていくというものでしたが、グローバル競争の中で日本企業もそんなやり方を継続できなくなってきました。年功序列のようなやり方は、完全にグローバル化の中の時代に合わなくなってきており、必要となる知識を持った人と契約を結んだ方が競争力を高める事ができるようになってきました。

会社の内部にいるだけで、何もできない日本人の社員に高給を支払う事が非常に非効率な事になってきたのです。資本主義社会において、資本を持たないで労働力しか提供するものがない人たちの労働力は、グローバル化の中でどんどん安くなっています。以前のように『日本人だから能力が低くても、高い給料が保障される』という時代ではなくなってきているのです。自分に戦う能力がなければ、それなりの給料しか得られなくなってきています。

新しいことを学ぶコスト

労働市場で魅力ある人材である為には、新しい事を学び続けたり、実行し続けなくてはいけません。そして、新しいことを学ぶには、相応の学習コストがかかります。労働賃金などが低下する一方で、大学の学費はどんどん値上がりしていたりするので、借金して大学に行く人も増えています。借金して大学に行くと、20代の給与がただでさえ安いのに、更に苦しい生活状況になってしまいます。

更に会社に入ってからも新しいことを学び続けなければ、労働者としての価値を失ってしまうので、常に新しいことを勉強していかなければならず、その時間・コスト負担というものは非常に大きなものがあります。こうした新しいことを学習する時間・コストを負担できるには、もともと家にお金があったり、それなりに勉強ができて良い大学にでも入学しておく必要があり、そうでもなければ落ちこぼれる危険性が非常に高いと言えるでしょう。

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大学生の1日の生活費が850円という悲惨さ!遊びに行くどころかアルバイトをしないと生活できない学生だらけ

  • 2 January 2017
  • のぶやん

最近の大学生は、授業以外の場所でアルバイトする学生が多くなっています。両親の仕送りが減っているので、アルバイトをしないと生活が成立しなくなってきているからです。アルバイトをしたとしても、ほとんど生活費にしか使えないような悲惨な状況になっている事が浮き彫りになっています。特に2010年頃からその傾向が強まっている事がグラフからも読み取れます。

大学生の1日の生活費850円

大学生の1日の生活費は、850円で生活しなければならず、都心だとこの金額だと電車移動のお金にしかなりません。電車で移動して、どこかで食事して帰ってくるとなると、それだけで3000円、5000円を出費する事になってしまうでしょう。この事からも今の大学生がいかに苦しい状況にあるか理解する事ができます。



大学生がほとんど遊べない状況

最近の大学生は、親がお金持ちでない限りは、遊びに行くのが厳しい状況になっている現実があります。女子アナなどに内定する女性の家は、大学でもアルバイトをしないで過ごせる比較的裕福な家庭に育っている場合が多く、ファッションなどにお金が使えるので、それでファッションセンスを磨いてテレビ局で少し働いてアナウンサーなどに道が切り開ける場合があります。このように都会に出てきてもお金に余裕がある家庭というのは、少数です。

田舎から出てきて、どこかに部屋を借りて通学する場合には、両親のワンルーム負担というものが非常に大きなものになってしまいます。その為に奨学金を借りなければ大学に通う事ができず、企業に就職してからは、奨学金の返済だけで生活が厳しい状況になる若者が増えています。

首都圏私大生の仕送り平均金額が86700円であり、そこから家賃平均が61200円を引くと、手元に残るお金1ヶ月あたり25500円(1日850円)となります。こんな低い金額で生活できるはずがありませんので、奨学金(実質的に長期ローン)を組んで、社会人になってからそれを返済するか、アルバイトを継続的に行って収入を得るしか方法がなくなります。大学生の非常に苦しい状況が分かります。

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単純労働者の極端な人手不足と、高度技能者の激減!コンビニでバイトが集まらない!

  • 11 October 2016
  • のぶやん

単純労働者が集まらない

日本のコンビニでは、深刻なまでに『人手が集まらない』という事が話題になっています。いわゆる『忙しいばかりのブラックバイト』とされるコンビニで働く人が誰もいない状況です。コンビニ経営者の多くが『働き手がいなくて困っている』という状況で、誰でもいいから働いてほしいと思っています。働き手がいないと、コンビニオーナー自身がシフトに入らなければいけないからです。ただでさえ、発注などで忙しいコンビニオーナーは、自分がシフトに入っていたのでは、過労死してしまうほど大変です。

中国の大量労働力などに押される形で、日本においても労働賃金が非常にシビアに管理されるような状況になってきています。大企業であったとしても、労働者の給与を削減する必要性に迫られており、『1人のチームリーダ-以外が全て派遣労働者』となっている場所も珍しくありません。派遣労働者というのは、あくまで短期雇用が想定されているので、1年~3年ほどで必要なくなった頃に雇い止めをするのが一般化しています。ドイツが『ガスとアルバイター』としてトルコ人などを安価な労働力として受け入れたのとは対照的に、日本では安価な単純労働者を受け入れずに、大学生や若者がそれを担ってきました。

大学を卒業して単純労働者が多い

大学を卒業しても、単純労働者に従事する人が増えてきているという問題点もあります。大学で学んだことが『お金を稼ぐ』という事に直結しないのです。日本の会社で『知識労働者を受け入れよう』という動きもありますが、日本企業の上層部が知識労働者を使いこなす能力を持ち合わせていませんので、知識労働者をいくら受け入れたところで、使いこなせないでしょう。そもそも、日本において外国人をマネジメントする能力がある管理職などほとんど存在していません。外国人の考え方、働き方を許容できる日本企業はほとんどないでしょう。

2016年10月に電通が24歳東大卒の若者を過労で自殺に追い込んだ事件がありました。このような労働環境の悪さというのは、外国であればほとんど考えられず、日本特有の病的な働き方と言えるでしょう。職場にある陰湿な上司からのいじめであったり、女性や若者を軽視する姿勢などは、旧日本軍そのものです。こういった場所に外国人労働者を受け入れたとしても、あしき日本的な慣れ合いの慣習で、営業は飲み会のようなセクハラ・パワハラが横行する企業で耐え抜くだけの『知識を持った外国人』がいるはずもありません。

優秀な人が誰もこないと嘆く会社

多くの中小企業で、『何でうちは優秀な人が来ないんだろう』と嘆いたりしています。その理由としては、そもそも採用担当者が優秀ではないし、面接などに来ても『一緒に働きたい』と思うような勧誘の仕方をしていないからです。中小企業の場合だと、採用を担当者に任せてはダメなんです。社長本人が最初から熱意を持って『どうしても君と一緒に働きたい』と言わなければ、(自分の市場価値を良く知っている)優秀な人こそ、誰も相手にしてくれません。

自分たちが『雇う側』だからといって、『上から目線』で使い捨てようとする職場が多いのです。確かに雇う側というのは、雇われる側よりも強いかもしれませんが、そのような考え方で優秀な人が採用できるはずがありません。『生産力の高い仕事を低賃金で』というのは、最初から絶対に無理な事なのです。そういった事をやらせたいと思うブラック企業が多いですが、短期的に収益があがったとしても、長期的に見ると優秀な人が全て辞めていって新しい収益源が育っていないことが多いのです。

簡単に採用・首切りを繰り返していると、誰かを雇ったところで生産に全く寄与する事ができないので、雇うだけ無駄という事になってしまうでしょう。誰かを雇用するというのは、恋人探しほど複雑ではないにしても、自分たちの会社の価値をあげれば、自然と優秀な人が集まるというものです。そうならないということは、その程度の会社という事で、長期的に見て成長していく事はできません。

転職で良い場所にいきつく事はない

低単価の労働者というのは、すぐに職場を変更したいと願って、ようやく職場を変更できたとしても、自分の能力が同じぐらいであれば、結局のところ似たような職場にしか就職する事はできません。自分が転職先で良い職業に就きたいと思うのであれば、数年ぐらい『友達と遊ぶのも我慢して』自分の能力を高める為に全力を尽くす必要があるでしょう。受験勉強をした時のように、遊びを我慢して集中して勉強したり、副業に取り組んだりする必要性が出てきます。

ある大手企業に勤めている人は、職場が終わると中国語を毎日3時間以上勉強して、20代後半で中国留学をして、貿易会社に転職した人もいます。ただし、海外に1年程度留学したところで、本人の努力がないと語学力が多少伸びる程度でしょう。また、毎日のように『米国公認会計士』の資格をゲットして、転職先として会計の会社を選んだ人もいます。

結局のところは、いくら転職したところで、雇われ労働者だと自分の思うような方向に進んでいくのは厳しいでしょう。最近は、給料をなかなか上げようとしない会社も多くて、特に中小企業だと20代のまま給料が変わらないという事も良くあります。給料をあげない事によって、暗に『30代後半になったら辞めろ』というような圧力になっていると考えられます。

こども食堂に見る労働力の単価

日本には、貧困の子供が急増しているので、『こども食堂』と呼ばれるボランティアが運営する食堂が都内だけで30ヵ所、全国で100ヵ所以上が運営されるようになってきています。こども食堂を運営する為には、数名~10名ほどのボランティアスタッフが必要で、その労働力を無償で提供して、食材を寄付して貰う事によって運営するというものです。こうしたこども食堂では、成功するところと失敗するところが出てきています。アクセスが良い場所で、気軽に来れるように運営するのが成功のコツのようです。

単に『安い』という事であれば、こども食堂に行くよりも、自宅の近くにある松屋・吉野家・すき家などの牛丼チェーン店に行くのが良いかもしれません。しかし、こども食堂の付加価値というのは、『栄養価を考えて子供に健康的である』とか、『安心した食材を使っている』というところにある事は間違いなさそうです。そういった付加価値を出しながら、『経営』を求められるのがこども食堂であり、貧困向けとは言っても、経営頭脳を求められるシビアな世界と思います。

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自営業としてい自分で物事を決定できる優位性

  • 12 March 2016
  • のぶやん

自営業者がサラリーマンにはない強みと言えば、『自分で物事を決められる』という事です。これがなければ、自営業としての優位性というのは確保できません。サラリーマンをやっていた方が良いでしょう。

コンビニチェーン店のオーナーなどは、『自分で決定できること』というのは、採用するアルバイトであったり、入荷する商品などです。店舗の設計であったり、接客のシステム、入荷する商品のラインナップなどは全て本部が決めています。その中で自分がどう活躍するかというのを頑張る訳ですけど、決められたシステムの中で活躍するには限界がありいます。

コンビニのオーナーのように『自営業なのに時間もお金も自由にならない』のであれば、自営業をやっている意味というのは、果たしてどこにあるのでしょうか?誰からも命令されないという事で出来ますが、命令されない代わりに休みも取れないで、極めてブラックであると言えるでしょう。ずっと休みが取れないのであれば、それ以外の仕事ができない、という事を意味しているので、うまく売り上げが上がらなければ、人生が真っ暗です。自営業者というよりは、田畑を売ってしまった小作農にも似ています。

ブラック自営業者の存在

最近では、セブンイレブンのオーナーように『名ばかり自営業者』というのも増えてきています。セブンイレブンのオーナーは、ほとんどの場合に店長を兼務していて、家族が全員でセブンイレブンの店舗を回す為にコンビニの店頭に立つという事です。オーナーの平均年齢が50歳(link is external)という事で、もともと別の業界にいた人が独立・開業する場合が多いわけです。簡単に言ってしまえば、ある程度の年齢になって、自分で人生を考えた推した時に、『何か自分でやってみたい』としてオーナーになるケースが多いという事です。

セブンイレブンであれば、であれば、自分のノウハウひつよう無しに、セブンイレブンのノウハウで営業できます。これは言い換えると、労働力を提供しているという何者でもない訳です。だから、セブンイレブンのオーナーになった後で、『こんなはずじゃなかった。自由な時間が取れない』と嘆くオーナーが多いです。セブンイレブンの80%が夫婦経営となっており、一家を巻き込んでセブンイレブンという会社の下でフランチャイズを展開している事が分かります。



引用元(link is external)

若いうちにオーナーが少ないのは、開業資金の問題もあるかもしれませんが、『まだ、自分でチャレンジできる』という想いがあるのだと思います。40代、50代になってくると、自分でマニュアルを作ったり、新規に何かを行うという事が厳しい年齢にもなってくるので、セブンイレブンという『用意された』環境で開業を進めていくというスタイルが主流になるのだと思います。言い換えれば、自営業者というよりは、『都合が良い請負いの作業員』といった感じもしますけど、建前上は独立して経営している事になっています。

自由な時間が何より大切な理由

アルバイトなどで働き始めると、シフトがあって自由に時間を取る事ができません。安い給料であるにも関わらず、自由に時間を取れない、お金もないという最悪の状況が発生してしまう訳です。今の『日本がデフレの時代』において、お金があれば、物は安く買えるのですが、

サラリーマンには、『自由な時間がなくて当たり前』という考え方があります。誰に決められた訳でもないのに、10年以上も同じ会社で働いていると、月曜日から金曜日まで働くのが普通と感じてしまったサラリーマンも多い事でしょう。『贅沢して海外旅行に年に1回は行きたい』と言っておいて、ヨーロッパにわざわざ出かけた海外旅行で滞在するのが僅か3~5日というのも良くあります。

情報が多い人は人生の選択肢が多い

海外旅行に行こうという人でも、自分の知識が多ければ多いほど、様々なプランを組み合わせて旅行をすることができます。また、自分が居住する場所についても、東京の情報が多ければ多いほど東京で安くて良い場所に住めるというのは当然です。とにかく私たちが日頃から意識しなければいけない事というのは、

海外旅行では、お金が無制限にあれば、いくらでも豪華な旅行をする事は可能ではありますが、『お金がない中でいかに楽しい旅行をするか』と考えた時には、制限のある中で旅行プランを上手に組み立てる事が重要になります。長期滞在にする時にホテルに滞在するか、パリのアパルトマンを利用するか、日本人が経営する比較的安い宿(link is external)を利用するとかね。ホテルではない様々な選択肢というものを楽しく利用するのが良いでしょう。

店長に任せてオーナー経営

コンビニチェーン店などで、店舗が成功して売り上げが伸びてくると、店長を採用してオーナーが自由な時間になる・・・・という事を夢見る店長は多いですが、実際にそんなにうまくいく例はほとんどないようです。何故なら、家族ぐるみで経営に入っている例が多くて、店を回す為にオーナ家族が労働者として労働力を提供する事になるので、店長を入れたとしても、アルバイトのコストを浮かせる為に家族がシフトに入る事も多いからです。

コンビニのオーナーですら大変だと言っている時に、その下で働く店長と言ったら、そのブラックぶりは大変なものです。都合が良くいう事を聞いてくれるような店長・アルバイトというのは、小規模な農家の下で働くお手伝いさんのような都合の良い存在です。コンビニのアルバイトは、1年間続ける人がほとんどいないという事で、常に求人募集をしています。誰でもやれる仕事で、誰もやりたがらない仕事という事だけは確かです。

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正社員になれれば幸せみたいな風潮はおかしくないか?!正社員も失業すれば無職だよ。

  • 11 March 2016
  • のぶやん

私は正社員も経験して、その職場には非正規社員とかがいて『正社員いいですね』とか『営業職いいですね』とか言われたりしたのですけど、自分ではその職場をちっとも良いと思っていなくて、こんな給料が安い会社早く辞めてやる!と思っていて、実際に辞めて全く後悔も何もしていません。それなりに名前の通った会社だったかもしれませんが、それがどうしたという感じです。

正社員も非正規雇用も同じ労働者

正社員になりたい!とか、正社員はボーナスもあっていい!とか聞いていると、まあ、確かに非正規雇用よりは正社員の方が『首は切られにくい』だろうし、給与水準や福利厚生を考えると、正社員が良いという事もありましょう。しかしですね、、、正社員になれば幸せなんでしょうか?!正社員になったところで、中小企業の正社員の待遇は、今では『非正規雇用』とほとんど変わらないような待遇も多いです。

非正規雇用の人の待遇は確かに最低・最悪の水準である事は間違いないですが、正社員と言っても、半分以上は『名ばかり正社員』であって、全く福利厚生なんて無いような正社員も多いのです。責任ばかり重いにも関わらず、給料もカットされて全く高い給与水準が得られないという正社員も増えてきています。

名ばかり正社員の実態とは?

最近、多くの中小企業に増加しているのは、『名ばかり正社員』というものです。これは、正社員という名前はついていますが、ボーナスがほとんどないような状況で、福利厚生も年金・国見健康保険に限定されているような場合を指します。これでは、福利厚生などほとんどないに等しくなっており、責任ばかりが重い割には、給料が20万円を割ってくるような事も珍しくありません。

割りの悪い正社員のポジションを嫌って、あえて非正規を選ぶ人もいる。2015年に日本人材派遣協会が4593人の派遣社員にアンケートを取ったところ、派遣先から直接雇用の打診があった際に「断る」と回答した人が20.8%を占めた。理由のトップは「体力的・精神的な負担が多くなるから」で34.2%。調査対象の派遣社員のうち、派遣先の4割以上が大規模企業で、当面は派遣社員を希望する人は約7割にのぼる。中小ブラック企業の正社員との間では「逆転現象」が起きているのかもしれない。
https://news.careerconnection.jp/?p=20923(link is external)

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正社員と非正規社員の給与格差が問題になっている実態。グローバル化で正社員の給与もジワジワ減少

  • 27 February 2016
  • のぶやん

正社員と非正規社員は、30歳ぐらいまでは、年収ベースでそれほど開きがないのですが、40歳、50歳となってくるに従って、年収に開きが見られるようになってきます。これは、正社員が年収アップするのに対して、非正規社員が全く年収がアップしないという事情に基づいています。日本では、フルタイムで働く『正規雇用』というのは、20代ぐらいまでは技術力がないので『勉強する期間』という事で、様々な部署を経験したりしますが、30代以降になると実力を付けて企業の内部で戦力として使われるようになります。そのまま、50代〜60代と賃金上昇を経て退職に向かうというのが一般的でした。

非正規雇用というのもいろいろありますが、その多くが『時給制』となっていて、時給が1000円〜5000円といった感じで、非正規雇用によっても時給に幅がある場合が多いです。日本の非正規雇用というのは、どちらかと言えば、『正社員のサポート役』という役割になる事が多いので、最初に多少の業務を学ぶことは出来ても、ルーチンワークになっている事が多いです。言い換えれば、ルーチンワークなので給与が伸びる事もありません。
 

 

非正規雇用で給与を伸ばすことが難しい

非正規雇用の場合には、正規雇用と違って給料を伸ばすことが難しいとされています。それは、様々な業務を経験してないので、1つの業務しか行えないということが原因です。1つの業務しか行えないという事は、それ以上の収入を得ることが難しいということでmおあります。例えば、翻訳業務などをやっていたとしても、競争が激しくなってくると、翻訳業務の単価がどんどん下落していくので、常に学び続けて幅広い分野の翻訳業務ができるようになる必要性があるでしょう。

言い換えれば、単価が下落する前に自分で対応していく必要がある訳ですけど、毎日の給料が低い中で『自分で投資を行って自分を高めていく』というのは大変な事です。非正規雇用は給料が安いので、新しい自己投資を行う事が難しいという事もあるでしょう。会社に頼らずに、自分で道を切り開いていきたいと思うのであれば、非正規雇用ではなくてフリーランスで直接契約を選択した方が良いでしょう。

グローバル化で正社員が危ない

企業がグローバル化してくると、1つの企業で様々な部署を経験したとしても、自社の企業ではどうしても身につけられないスキルというのが沢山出てくるようになります。例えば、語学力であったり、新しい技術に対応したスキルであったり、グローバル経済に対応したマーケティングなどです。そのようなスキルを身につけられない正社員というのは、グローバル化の中で高い給料を維持する事ができません。

正社員であったとしても、ルーチンワークのような単純作業ばかりをやっていたのでは、実力が伸びないので、『名ばかり正社員』になります。ユニクロが非正規雇用を正社員化しましたが、『地域限定の正社員』などというものは、店舗を回るだけなので、実態としては『名ばかり正社員』にかなり近いものがあるでしょう。

向上心を持って学んでいく姿勢

単に業務をやるというだけではなくて、常に向上心を持って学び続けるという作業が必要になるでしょう。様々なものを学び続けて、様々なものに自分から投資していく必要があります。パソコンであったり、勉強の講座であったり、インターネット上で学習する事が大事になります。向上心を持って学んでいけば、最新のスキルを常に身に付ける事が可能になるからです。

正社員と非正規社員の年収格差

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アルバイトをし始めたら人生がオワコンになっていく!Phaさんのようにニートの方がマシかもしれない事実

  • 18 February 2016
  • のぶやん

37歳になるPhaさんは、自称ニートと言いながら、ニートの定義とされている35歳を過ぎてしまっていて、正確にはニートと呼ぶことができません。Phaさんの場合には、書籍を何冊か出版するなどして、月額10万円ぐらいの収入が入ってくるのだそうです。以前は、アフィリエイトで稼いでいたそうですけど、Phaさんの変遷を見る限りでは、アフィリエイトサイトで稼げなくなっていますので、書籍の方で頑張っているようです。ニートという知名度を活かして、書籍がよく売れているようで、さすがだなと思います。

書籍で生活してるのだから、『ニート』ではなくて作家なわけですけど、ニートを自称してお金を稼いでるところのキャラクターというのはさすがだと思うわけです。

月収10万円を『ニート』と呼ばない

Phaさんの場合には、ニートを自称していますが、実際に月収10万円ぐらい(自称)の収入があるわけで、これはニートではなくて、『売れない作家』とでも言った方が良いと思います。月収10万円というのが何を意味しているかと言えば、フリーターとかアルバイトの人が1日6時間×時給1000円×20日で手取り10万円ぐらいになるのです。実際にインターネットやら書籍やらで自営業として生活を維持する事は簡単なことではありません。そんなに簡単なことだったら、会社を辞めたいと思っている人は、すぐに会社を辞めて、自営業を始めたいという人も多いでしょう。実際には、会社を退社した多くの人が自営業にならず、次の仕事を探したりしています。

Phaさんの収入はどれぐらい?

書籍というのは、ますます儲からなくなってきていて、実際によく売れる書籍でも大した金になっていない事が多いようです。Phaさんの公表している数値では、「フルサトをつくる」は8000部の売上げで、単価は1400円で印税はその一割の140円×8000なので112万円。共著だったのでその半分の56万円が印税だったという事です。Phaさんの生活というのは、質素そのものなので、56万円の収入もあれば、まあまあ暮らしていけるんでしょうね。それでも、東京で暮らしていると、家賃だけで安くて月に3〜5万円かかってしまうので、貧乏である事だけは間違いありません。旅行なんて行ったらすぐになくなってしまうでしょう。

話の内容がワンパターン化してくる

人間というのは、環境を次々に変えていかないと、話す会話が面白くなくてワンパターン化してくるんですね。特にお金がないと、何もできないので『何かをした』という事ができなくなります。典型的なのが『ホームレス』であり、毎日のようにやっている事は、路上で寝たり、起きたりという事で生きるのに必死なわけです。そうなってくると、話している事が常に同じような内容になってくるのです。

子供の頃というのは、時間が過ぎるのが遅く感じるという事が言われていますが、それは『たくさんの経験ができるから』という事でもあるでしょう。多くの経験をしていなければ、経験から『学び』が得られないので、お金を稼いだりすることも難しくなってしまいます。Phaさんの世界観にしても、かなり狭い空間にいることがわかるので、お金を使ったような経験、女性との経験を欠いているように感じます。

東京で30代後半になってくると、大手の会社員などであれば、普通に高級ホテルのランチの話題なども出てくることもあったり、自分が好き嫌いに関わらず、付き合いでそういう場所に行ったりするものです。しかしながら、貧乏作家でそういった場所に行くことが少ない場合には、それだけ『流行などについていけない』『大人としての経験値が少ない』というデメリットに遭遇してしまいます。特にいけてる女性との会話が少なくなってしまうというのは、補いようのない致命傷になりかねません。

貧乏作家にも凄いメリットがある

・付き合う人を自分で選べる

貧乏作家の最大のメリットがあるとすれば、『付き合う人を自分が選べる』という事でしょう。会社員であれば、嫌でも会社の中の人間に同調し無くてはならない圧力が働いて、何年も会社にいると、似たような考え方になってしまうものです。これは非常に危険なことであり、自分の中で勝手に常識が形成されてしまう危険性があります。例えば、自分の働いて得られる給与が世の中に合わなくなっていたとしても、それが普通だと思い込んでしまうようになるのです。いわゆる『大企業病』と言われる奴なんですけど、会社が倒産して

・1人の単独で収入が得られる

誰かと何かを一緒にやれば、確かにパワーとしては強くなりますが、それだけ摩擦も多くなります。大抵の場合には、1人でやった方が何かとうまくいくという場合が多いです。よほど志が同じ方向を向いていないかぎりは、複数人で何かをやるというのは、効率が落ちてしまいます。相乗効果で効果倍増!になればいいのですけど、大抵の場合には、作業の分担がうまくなされず、作業が1人の人に偏ったりする事で、内部から組織というものが崩壊していく事が多いです。社長とプログラマーの2人で創業したけど、実際にはプログラマーしか働いてなくて、辞められたら社長が何もできなかったとかね。

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